Sugamo.vim 第四回に行ってきた。

7/16 日、Sugamo.vim というミニ勉強会みたいなのに行ってきた。
場所は巣鴨ルノアールの会議室。
ルノアールって会議室とかあるんですね。プロジェクターも使えたし、便利ですなー。
Sugamo.vim ってのは Sugamo.css という勉強会の Vim 使いのメンバー達が始めた派生的な勉強会みたい。


id:tihnca さんも発表内容はレポートしてくれてます。
http://d.hatena.ne.jp/thinca/20110717/1310838288

はじめに

こういうスタイルの勉強会に参加したのは初めてだったし新鮮だったし、Vim使いがマイナー扱いされない
サークルは今の俺の職場ではないわけで、それだけでうれしかった。

id:thinca さんや、[twitter:@tsukkee] さん

といった、名前けは知っている、プラグインの作者に会えたのが良かった。
やっぱりお世話になっているプラグインの作者と生で会えるとヤル気がでますな。
フリートーク的な時間がなかったので tsukkee さんや thinca さんと直接にいろいろと話せなかったのは残念だった。
まあ俺自身も、飯を食いに行かずに帰っちゃったというのもありますが。。

自己紹介のコーナー

最初、自分の自己紹介をしつつ、自分の Vim レベルを5段階評価で発表する。
レベル5が最大で、'プラグインを作っている' だと最大の5になる評価基準。
俺はプラグインつくってるから一応5とは言ったのですが、この5の中にも色々いて、
ちょっとプラグインつくった、って言うレベルと、本格的に巨大な、あるいは Vim のはまりどころを
巧みにかわしつつ、お行儀の良いプラグインを作成しているか?といったところではレベル5といっても
ピンキリなワケで、そういう意味で自分がレベル5というのはおこがましく感じたというのはある。
いや、ほんとにエライ差があるんです、Vim の鍛錬はキリがないのでね!

発表

[twitter:@sigwyg] さんによる、彼の vimrc の内容を読んでいく発表。

疑問点はその場でポンポン質問するスタイル。
@sigwyg さんは自己紹介で、自分のレベルをレベル3で、'function かけるレベル'(だったかな?)'みたいに
分類してたけど、設定は VimShell/VimFiler/Unite とかつかってたり、プラグインは Bundle で管理してたりと
まったくの初心者はよくわからん、というぐらいアドバンスドだったと思う。

surround / align / vimfiler / vimshell / unite / neocomplecache / snipmate etc..

[twitter:@t9md] (俺) による発表

特に発表する予定はなかっけども、@sigwyg さんの発表を聞いているうちに、自分でも喋りたいなという気になってきて、「やります」といって発表した。

GitHub - t9md/vim-textmanip: easy text manupilation for vim

「おー!」と言ってもらえて嬉しかった。
個人的には、作った当初は「スゲー!」と自画自賛してはいるんですが、普段も実用で使ってるわけですが、会社で見せても、「気持ち悪」がられ、「どうせすごくマニアックな設定が必要なんでしょう?そこまでは必要ないわ」みたいな白い目で見られる感じなので、「自分もやってみよう」とはなってくれない。。
Sugamo.vim にいた人たちは「使ってみよう」的な人も結構いたので報われた。という感じ。
素直にうれしいかった。

他には
GitHub - t9md/vim-ruby_eval: evaluate text fragment as ruby then insert or print

GitHub - t9md/vim-quickhl: quickly highlight <cword> or visually selected word

unite で関数/変数の使用箇所をクイックチェックするサンプル

unite_ack で見つかった jump_list を C-z に割り当てた (unite_toggle_transpose_window) で、vertical にし、persist_open アクションで、関数や変数の使用箇所をクイックチェックする、みたいなの。

surround.vim のカスタマイズ例
帰ってきてからプラグイン化して GitHub - t9md/vim-surround_custom_mapping: helper utility for tpope's surround.vim , which enables you setup filetype based custom mapping. に上げた。

[twitter:@thinca] さんによる発表

リクエストされて、thinca さんの Unite の設定をいろいろと紹介。
本当はひとつひとつじっくり聞いたり理解したりしたかったけど、あの時間ではさすがにムズカシイ。個人的に後半でバテてたのもあるし。
filetype プラグインとしてファイル分けて書くスタイルなんですね。自分は .vimrc 一ファイルにベタ書きなので新鮮だった。

最後に感想とか希望とか

全体的には小規模で、いい意味でゆるい雰囲気で好きだった。

個人的な希望としてはフリートーク的な時間が欲しかった。それぞれパソコン持ってきているので、自由に話したい人と vim の設定いじったりしながらああだこうだ言うスタイルの時間。
発表形式だけだと、初めて来た Vim の初心者の人はあまり発言が出来ずに聞きたいことが聞けなかったのではないか?と思ったりもする。
初心者向けではないのかもしれないけど、初心者も結構いたので初心者へ優しい時間対を明示的に設けるとかどうだろう。

自分のプラグインを職場の人以外に実際に見せたのは初めてだったのですが、quckhl.vim とかは明らかに気づいているバグもあって、発表した手前、「これはまずい」ということでさっき直したり、
surround.vim のカスタマイズは 手っ取り早く使えるようにプラグイン化したり、作者に pull_request 送ってみたりもした。
こういうことは会に参加して発表しなければやらなかったので、個人的に、いいプレッシャーというか、フィードバックをもらえたのでした。
Vim Hacks Project になんか書きませんか?と thinca さんに誘っていただいたのもよいプレッシャー。
※ ちなみに textmanip についてはドラフトを書いてみた。

次回もあれば参加してみたいな。

主催者の方、参加者のみなさま。ありがとうございました。